いよいよ夫の65歳の誕生日が来ます。
60歳で定年退職して、再雇用契約を結んで働いてきましたが、その1年毎の更新も65歳以降はできません。
今の会社では、完全にリタイアです。
夫は大卒で今の会社に入社して、40年以上1度も転職をせずに務めています。
勝手に社名が代わったり、グループ内で行ったり来たりで同じ会社名で40年以上というわけではありませんが、母体は変わりません。
夫の年代では特に珍しいことではないけれど、今の若い世代にとってはレアなケースになるのでしょうね。
最後の1年はコロナ禍で在宅勤務もあり、通勤はかなり減りました。
リタイア=自宅にいる ということでは、私の中では生活パターンとすれば、もうリタイアしたと同じです。
でも、夫にすれば、大きな違い。
所属を離れるというのは、気持ち的に大きな変化のようです。
肩書を離れるのは60歳定年で経験済みですよ。
今回、夫ははじめて失業保険をもらいます。
65歳以降も働く意欲がある、ということですかね。
で、今の会社の退職日が失業保険の給付に大きな違いがあります。
具体的には、退職日が65歳誕生日1日前と2日前以前。
4月1日誕生日場合。3月31日付だと、65歳で退職したことなる。
この場合は高年齢求職者給付金(正式名)私たちは失業保険と呼んでしまいますが。。
3月30日付だと65歳前に退職したことになる。
この時に受給するのは失業手当で、65歳未満の年齢なら、若い人たちと同じです。
この二つ、大きな違いは支給日数です(夫のケースです)。
高年齢求職者給付金 50日
失業手当 150日
細かく見ていくと、1日の上限金額とか、賃金日額の支給割合に差がありますが、夫の今の給与水準では、大きな違いはないようです。
私たち夫婦のとらぬ狸の皮算用では、日額4000円。
高年齢求職者給付金 20万円
失業手当 60万円
の給付になります。
これはもう、65歳の誕生日2日前以前の退職日に決まりです。
会社の担当者も慣れたもので、夫の希望通りに誕生日の5日前に退職することになりました。
それまでは、有給休暇も消化するようで。。。。
週3日の勤務ですから、これからの勤務日はほとんど有給になりそうな予感。。。。
あ、この失業手当は、65歳からの年金支給には、影響はないそうです。
我が家は、年金は65歳から、繰り下げもせずに、受け取ります。
繰り下げ受給だと金額が増えることは知っていますが、その間の収入が途絶えてしましますからね。。。
失業手当金は思ってもみなかったので、計算しただけで嬉しくなりました!