中流奥様の還暦ブログ

還暦から4年も過ぎました。2歳上の夫は完全リタイア2年目。完璧な年金生活者になりました。家計のことお金の動きを中心に綴っています。

我が家は準富裕層らしい

時々耳にする富裕層・準富裕層・・・。

しっかり調べてみました。

 

保有資産階層 純金融資産保有額
超富裕層 5億円以上
富裕層 1億円~5億円未満
準富裕層 5,000万円~1億円未満
アッパーマス層 3,000万円~5,000万円未満
マス層 3,000万円未満

「純金融資産保有額とは、世帯が保有する預金、貯金、株式、投資信託、債券、一時払い生命保険や年金保険など金融資産の合計から、負債を差し引いた額です。」

 

階層 世帯数 世帯割合
超富裕層 9.0万世帯 0.2%
富裕層 139.5万世帯 2.6%
準富裕層 325.4万世帯 6.2%
アッパーマス層 726.3万世帯 13.4%
マス層 4,213.2万世帯 79.7%

 

と、定義されていました。

 

我が家は、夫50代前半まではマス層でした。

教育費にお金がかかっていて、ボーナスがすべて右から左に流れました。

2歳違いの娘二人、東京の私立大学に通わせました。

長女は現役入学した大学が合わず、仮面浪人しました。

よって、入学金2回支払いました。

 

次女は在学中に1年間交換留学にでました。大学5年間在学。

自宅通学だったので、何とかやり繰りができました。

 

この頃は、食費を削ることしか節約が思いつきませんでした。

貯蓄もないのに、無計画に海外旅行にも家族4人で行っていました。

ハワイとかカナダとか。

その代わり、日々の買い物はシミッタレで、自分のものにはお金を使えませんでした。

 

自分たちの老後貯金は教育費が終わってから、と観念していました。

 

もっと若い時から家計について意識が高ければ、計画的に教育費も貯められたかもしれません。

若い方のブログを読むと、しっかり計画的に貯蓄している人が多く感心しています。

 

やっと夫50半ばから、ボーナスのほぼ全額貯蓄を始めることができました。

アッパーマス層に近づきました。

役職定年が来るまで、と思っていました。

でも、ひょんなことから海外勤務が命じられ、夫に帯同して私も赴任しました。

ボーナス全額貯蓄のペースは順調でした。

 

定年時はアッパーマス層でしたね。

 

今は、かき集めれば準富裕層かも。借金がありませんから。

 

でもね、準富裕層っていう言葉の響きから想像する生活レベルとは、かけ離れている現実です。

普段の生活は、教育費にあくせくしていた頃と変わりません。

見切り品も買うし、家での洋服、化粧品は娘のおさがりだし。

 

ただ、お金を使うことに抵抗なくなったのは、ありがたいです。

欲しい物、必要な物は、不安なく買えますね。

最近、欲しい物も減っているけど。

 

ということで、憧れの準富裕層の生活は、限りなく富裕層に近い世帯だろうと思います。