時々耳にする富裕層・準富裕層・・・。
しっかり調べてみました。
保有資産階層 | 純金融資産保有額 |
---|---|
超富裕層 | 5億円以上 |
富裕層 | 1億円~5億円未満 |
準富裕層 | 5,000万円~1億円未満 |
アッパーマス層 | 3,000万円~5,000万円未満 |
マス層 | 3,000万円未満 |
「純金融資産保有額とは、世帯が保有する預金、貯金、株式、投資信託、債券、一時払い生命保険や年金保険など金融資産の合計から、負債を差し引いた額です。」
階層 | 世帯数 | 世帯割合 |
---|---|---|
超富裕層 | 9.0万世帯 | 0.2% |
富裕層 | 139.5万世帯 | 2.6% |
準富裕層 | 325.4万世帯 | 6.2% |
アッパーマス層 | 726.3万世帯 | 13.4% |
マス層 | 4,213.2万世帯 | 79.7% |
と、定義されていました。
我が家は、夫50代前半まではマス層でした。
教育費にお金がかかっていて、ボーナスがすべて右から左に流れました。
2歳違いの娘二人、東京の私立大学に通わせました。
長女は現役入学した大学が合わず、仮面浪人しました。
よって、入学金2回支払いました。
次女は在学中に1年間交換留学にでました。大学5年間在学。
自宅通学だったので、何とかやり繰りができました。
この頃は、食費を削ることしか節約が思いつきませんでした。
貯蓄もないのに、無計画に海外旅行にも家族4人で行っていました。
ハワイとかカナダとか。
その代わり、日々の買い物はシミッタレで、自分のものにはお金を使えませんでした。
自分たちの老後貯金は教育費が終わってから、と観念していました。
もっと若い時から家計について意識が高ければ、計画的に教育費も貯められたかもしれません。
若い方のブログを読むと、しっかり計画的に貯蓄している人が多く感心しています。
やっと夫50半ばから、ボーナスのほぼ全額貯蓄を始めることができました。
アッパーマス層に近づきました。
役職定年が来るまで、と思っていました。
でも、ひょんなことから海外勤務が命じられ、夫に帯同して私も赴任しました。
ボーナス全額貯蓄のペースは順調でした。
定年時はアッパーマス層でしたね。
今は、かき集めれば準富裕層かも。借金がありませんから。
でもね、準富裕層っていう言葉の響きから想像する生活レベルとは、かけ離れている現実です。
普段の生活は、教育費にあくせくしていた頃と変わりません。
見切り品も買うし、家での洋服、化粧品は娘のおさがりだし。
ただ、お金を使うことに抵抗なくなったのは、ありがたいです。
欲しい物、必要な物は、不安なく買えますね。
最近、欲しい物も減っているけど。
ということで、憧れの準富裕層の生活は、限りなく富裕層に近い世帯だろうと思います。