我が家の老後貯蓄の状況を、夫婦でよく話題にします。
ふだんはボーとしている夫ですが、貯蓄額に関しては、きちんと把握しているので、驚くやら、安心やらです。
きちんと把握しているという意味は
〇〇銀行に○○万円
▲▲銀行に○○万円
と口座を持っている銀行の貯蓄額がきちんと頭に入っているということです。
年金の受取り銀行と、クレジットカードの引き落とし銀行が違うので、不定期的にまとまった金額を移動しています。
なので、残高が頭に入っていることは、すごい!と思うのです。
我が家の老後貯蓄の起点は、厳密には2016年10月末です。
現役から、再雇用になった時。
ボーナスが支給されなくなった時とも言います。
エクセル表では、各年の6月末、12月末の貯蓄額を入力しているので、2016年12月末の棚卸の金額を、使っています。
それから、4年半。
年金生活の起点になる2021年6月末の貯蓄額の確認をしました。
すると、なんと600万円も増えていました!!
この世代で貯蓄が増えるとは、若い時には想像もしていませんでした。
増えた理由は簡単です。
その1 亡くなった叔母からの遺産相続があった。
その2 夫が現役時代に運用していた確定拠出年金を一時金で受け取った。
⬆︎は想定外でした。
確定拠出年金は、名前だけ知っていましたが、退職時に退職金のように戻ってくるとは、知りませんでした。振り込まれた時は、とても嬉しかったです。
遺産相続については、さらに想定外でしたよ。
でも、諸手上げて喜ぶことはできません。
この2つの金額を加えないと、この5年間で300万円ほど貯蓄を使っていました。
1年間で平均60万円になります。
今後、このまま毎年60万円の取崩しとはなりません。
1年目の2017年こそ200万円もの取崩額でしたが、2年目、3年目と取崩金額は着実に減っていました。
2020年は、コロナ禍の影響が大きく取崩金額はありませんでした!
これからは受け取る年金額の範囲で支出を抑えれば良いだけの話です。分かっています。
でも、それが大変なことなんですよね。
これから何歳まで生きるのか、健康でいるのか不確定なことばかり。
貯蓄はあればあるだけ安心でも、楽しく生きるための支出までケチることはもうしたくないです。
バランス感覚と、足るを知ることを大切にしないと。