2001年に、海外から帰国後、再び宝塚観劇を緩く楽しみ始めました。
その頃は次女も中学生だったので、平日の午後の部の観劇は、家族に知らせなくても、ひっそり行けました。
逆にママ友と連れ立って観劇に行くこともでき、ランチ付きで楽しく中流奥様?していました。
で、ある日、御贔屓トップスターさんが、現れました。
いえ、以前から活躍していたんですよ。でも、その日の彼女は、もーー、とてもキュートでかっこよく素敵で、恋に落ちた感覚です。
そこからが、大変!!
そのトップスターさんが出演する公演は、2度3度と観にいきたくなります。
その頃は、今の新しい東宝宝塚劇場も完成していて、チケット代も以前に比べて跳ね上がっていました。
一番安い席が3500円とか、3倍。
御贔屓スターさんは、なるべく近くの席で観たいから、8000円(今はもっと高いです)のチケットで観たくなり・・・。
当時は一番娘達の教育費がかかっていた時代。
生活費から流用するには、無理が出てきました。
その理由も大きく、パートの仕事を始めました。
普段の給与は、へそくり貯蓄に回す金額が多かったけど、
御贔屓さんの東京公演がある月は、惜しみなく自分の給与から使っていました。
この時代にマネーフォワードがあって、私の娯楽費を集計していたら、大変な額になっていたと思います。
最近ニュースになった、私設ファンクラブにも入って、チケットを確保したり、会費をさらに払ってスターさんに会えるお茶会に参加したり・・・。
当時の私の最大の娯楽でした。
家族には、観劇回数は実際の半分程度で、申告していました(笑)。
退団公演の盛り上がりは、いい思い出です。
運よく大千秋楽公演も観劇できました。涙・涙で大千秋楽のご挨拶を聞きました。
御贔屓スターさんが退団すると、
そのスターさんの宝塚退団後の公演も追いかける人、
宝塚のマイルドなファンに戻る人、
次のご贔屓さんを見つけてる人、と色々なパターンがあります。
私の場合は、何度かご贔屓さんの出演のミュージカルなど観に行きましたが、
宝塚の男役が好きなんだ! 宝塚の華やかな世界が好きなんだ! ということに気が付きました。
なので、今はそのご贔屓さんが出演する公演には興味もなく、熱は冷めていますが、宝塚OG公演に出るご贔屓さんは気になるんです。
マイルドな宝塚ファンに戻った私は、年に6回ぐらいの観劇ペースに落ち着きました。
宝塚は5組あって、ほぼ年2回ほど東京公演がありますが、気になる組だけ観る感じでした。
そして、再び夫の海外勤務で、観劇機会が、なくなりました。
2年半前に、日本に帰国てからは、一般ではチケットを入手し辛くなり、ファンクラブにでも入っていないと定価でチケット購入が出来ず、大変です。
ネットの転売サイトで宝塚チケットも出回っていますが、あまりの高騰ぶりにバカらしくて。
で、宝塚観劇熱がすっかり冷めたんです。