ここ数年、熱が冷めていた宝塚歌劇。
今はトップスターの名前も覚束なくなりました。
昔は、めぼしい下級生まで覚えていた、バリバリの宝塚ファンだったのに。
最近は、宝塚と、タイトルがついたブログは、目にとまり、
それを読んで、最近の作品や、退団、組替えの動向を知る程度。
『ベルサイユのばら45』という、OGによるスペシャルイベント公演の開催を知ったのも、お邪魔したブログから。
ベルばら初演から、45年経ったそうです。
そこで歴代、ベルばらに出演したスターさん達が、ベルばらの名曲を歌い継ぐ、という古くからの宝塚ファンならば、垂涎の公演です。
短いダイジェスト版もすでに主催者側から、動画アップされてました。
それを見たら、もー、懐かしくて懐かしくて懐かしくて。
観たかったなぁーー、と、切に思いました。
ベルばらは、週刊マーガレットに連載されていた時、リアルタイムで読んでいました。
毎週待ち遠しく読んでいました。
還暦世代の乙女は、フランス革命には詳しくなりました。
45年前の宝塚歌劇での初演は、宝塚に興味もなかったので、社会現象になったのを、ニュースで知りましたね。
私が初めて宝塚の公演を観たのが、平成のベルばら、星組公演。
当時、ベルばら、宝塚でやるってよ、って、ママ友から聞いて。
その頃は、チケットぴあで、発売日を過ぎてもチケットが買えました。
その時はまだまだ幼かった娘二人を、土曜日夫に預けて、日比谷に行きました。
夢のような世界が舞台上で繰り広げられ、1回でのめりこんでしまいました。
歌劇団から毎月出版される雑誌を取り寄せて、熟読していました。
今のようにネットの情報など皆無でしたからね。
歌劇団公認の友の会にも加入し、電話でチケットの申し込みをしていました。
建替え前の東京宝塚劇場に、通いました。
幼子かかえて、どうやって宝塚観劇をしていたか??
うまい具合に、今でも付き合いのあるママ友と3人で、宝塚のファンになりました。
子供達は幼稚園終了後に、預けっこをしました。
娘達は、お友達の家でゆっくり遊べるから大喜び。
おまけにお夕飯付です。大人はビール付き。
これには、私達ママも大喜び。
宝塚観劇して帰れば、夕飯もビールも待っているんです。
その時代、夫たちはモーレツに忙しく、平日を家で食べることは少なかったですからね。
夫に子守りを頼まなかったので、クレームもなく楽しめました。
お互い様で、順番に、観劇に行っていました。
子育てのストレス発散になっていました。
古い劇場の時代は3階まであって、その3階席は1100円くらいで、映画を見るより安かったんです。
もっぱら3階席でしたが、十分楽しめました。
天海祐希の下級生時代も観ています。
やはり、群を抜いて、華がありましたね。
当時は、紫苑ゆうや、今は亡き大浦みずきのファンでした。
そして、夫の海外勤務で、しばし中断。
帰国後、また観劇が復活しました。。。