中流奥様の還暦ブログ

還暦から4年も過ぎました。2歳上の夫は完全リタイア2年目。完璧な年金生活者になりました。家計のことお金の動きを中心に綴っています。

嫁・姑問題~~我が家の場合

身近な友達の嫁・姑問題の話を聞いてきた夫。

 

我が家には、この手の問題がなくてよかったね、と言いました。

 

義実家とは遠距離だから、日常の生活に影響しなかったからかな?

と、夫は言います。

 

確かに、私と義母の間で、特筆すべき確執や、問題はなかったですよ。

 

でもね、家族そろって、年に夏休み・お正月休みの2回、1週間も帰省するのが当然と思っていた夫です。

それに付き合った私って、かなりできた奥さんだと思うんです。

 

夫の実家は九州。

就職で東京に出てきて、その就職した会社で社内結婚した私達。

 

私は東京生まれ育ち、実家から会社に通っていました。

 

結婚には、何も問題なくスムーズに進みました、と、私は思っていましたが、後になって、義父さんは、九州出身のお嫁さんを探すつもりだった、と、聞きました。

夫が、義父さんから、冗談交じりで言われたそうです。

 

その時は、あー、そうだったんだ、と、思った程度です。

でも、よく考えると、東京者の私じゃ、不満だったということですよね。失礼な話です。

 

娘達は、新幹線に乗るより飛行機に乗るほうが、断然早かったです。

 

当時は、孫を見せに帰省をするのは、当然だと、私も思っていました。

特に耐え難い苦痛とも思わず、仕方ないよね~と思って九州に行っていました。

義実家にしても、長女は初孫でしたから。

 

娘達が小さい時は、飛行機代もかからないし、義父母と我が家4人が1台の車に乗れましたから行動も楽でした。

 

なにより、義父がまだ現役で仕事をしていたので、帰省するたび、交通費はもちろん、お小遣いをもらえたから、嬉しかったです。

 

義母は、おっとりしたマイペースな人で、有難かったです。

長く一緒にいると、そのマイペースぶりに振り回されて、時にイラつきましたが、義母はいたって良い人で、他人の悪口はまず言わない人です。

どちらかというと、わがままな義父が苦手でした。

 

年に2回のお付き合いですからね、多少の不満があっても、東京に帰ってから友達に愚痴ってお終いでした。

 

当時、年に2回も、1週間も義実家に滞在するなんて、凄いよ!!と、言われることも多かったです。

 

それが、娘達が小学校低学年で、夫の1回目の海外赴任で日本を離れるまで続きました。

小学校に入るころは、子供の飛行機代もかかるし、義父も定年退職し交通費の援助もなくなってきたので、時々は帰省しないで、東京でお正月を迎えたことも有りました。

 

海外赴任から帰国すると、娘達は中高生で、やれ部活だ受験だと忙しく、帰省する機会もなくなりました。

 

その頃は、義実家に子供3人連れて離婚した義妹がいたので、我が家の娘達より小さい孫たちのお世話で義父母は大変でした。

義実家に滞在するスペースもなくなっていたし、交通費の援助なんて当然ありません。

我が家も、教育費が膨大にかかっていて、大人4人のピーク時の飛行機代なんて、とても出せませんでした。

 

娘達が大学生時代が、一番不義理をしていた頃ですね。

 

でも、折々に電話をして、義母とは話をしていました。

 

義母が嫁の私のことをどう思っていたのかは、今となっては、知る由もありませんが(認知症が進んで、赤ちゃんですから)、帰省中はとてもよくしてくれたので、それで充分です。

 

たとえ、私がいない時に近所の友達に、嫁の愚痴をこぼしていたとしても、お互い様ですからね。

 

来月、九州の義母に会いに行く計画があります。

長男の夫のことも、よく思い出せない義母だけど、たくさん話しかけてこようと思います。