中流奥様の還暦ブログ

還暦から4年も過ぎました。2歳上の夫は完全リタイア2年目。完璧な年金生活者になりました。家計のことお金の動きを中心に綴っています。

エジプト旅行~諸々雑感

カイロ以外のエジプトは、かなりのどか、というかとてもとても田舎でした。現代の日本ではもう見ることない、戦前の田舎の感じ。

ロバや馬の馬車がカッポカッポ。荷物を運んでいます。

現地ガイドさんも言っていましたが、農民の生活はまだ貧しい人が多いそうです。

 

でも、子供たちの目はキラキラしていて、バスの私達に手を振ってくれます。

 

そして、道端に出ているのは男性ばかり。

観光地のお土産売りの売り子も男性ばかり。

クルーズの船員さんも男性ばかり。

カイロ以外の町では、女性を見かけたのはパン屋さんの行列だけ。

街中のカフェも男性ばかりで、女性を見かけることは少ない、と添乗員さんもいっていました。

女性の社会進出を叫ばれている日本とは、大きく違っていました。

女性は家で家事と子育てをしているのでしょうか?

 

カイロでは、女性が車を運転していたり、かなり地方と様子が違っていました。

パスポートコントロールの係員が女性だったり、ホテルにも女性のスタッフがいました。

 

ともかく、交通渋滞がひどい街中。

3車線の道路を隙間なく5台くらいの車が一列に並列して我先に行こうとしています。

ぐちゃぐちゃです。クラクションがうるさいこと。

信号がありません。横断歩道がないので、どこでも歩行者が横断していきます、広い道路でも。

車専用道路の中央分離帯や脇を、歩行者が歩いています。

 

街中はいまは再開発だそうで、古いビルが軒並み壊されていて、びっくりな光景でした。政府主導で、かなり広い範囲におよんでいて、数年後には、きれいな街に生まれ変わるそうです。現地ガイドさんの説明。

 

そして、トイレ。(お食事中でしたら、ごめんなさい。)

観光地の、ここはきれいですよ、現地ガイドさんに案内されたトイレでも、鍵がかからなかったり、水が流れなかったり。

 

トイレにペーパーを流せないことには驚きませんが、トイレの個室が丸ごと水をかけてあるのには驚きました。便器も壁もすべて。

 

イスラム教では不浄なものは水で洗い流すことがよいそうで、トイレの清掃は丸ごと水洗いします。なので、現地ガイドさんの言う、とてもきれいなトイレになります。

でもね~、水をかけっぱなしで拭いてないんですよ。びしょびしょ。

 

とても、日本のようには用を足せません。

おしりを付けないで用を足す、ということになります。

これは、たいていの旅先でやっていますが、水でびしょびしょなのは初めてでしたよ。

便器に座らないほうがいいですよ、って、後ろの同じグループの人に話したら、どうするんですか?って聞かれて、ジェスチャーで説明しました(笑)。

 

空港内のトイレでも同じ状況。

文化が変われば、常識も変わりますね。