中流奥様の還暦ブログ

昨年春に祝還暦!2歳年上の夫は2年前に定年退職し、現在再雇用で働いています。今になってやっと2年前の大きな変化に適応できてきました。特に家計面、そして夫の生活変化への折り合い。今日が一番!をモットーにこれからの日々が過ごせますように!!

老後はどこで暮らしますか?~住めば都になればいい

数年前、 土曜日夕方6時からのテレビ朝日の「人生の楽園」という番組を、欠かさず見ていた時期がありました。

たいていは都市部から田舎地方に移住しているご夫婦の話が多かったです。豊かな自然の中で、奥様は得意の料理の腕をいかして素敵なカフェを始めたり、ご主人は憧れだった晴耕雨読で野菜作りや趣味の工芸を楽しんだりと、東京暮らしの私は羨ましく見ていました。

 また、定年後の海外移住も話題になった時期もありましたね。アジア圏で日本より物価の安い国で受給年金額内で優雅に暮らす、というコンセプトで。でも、現実の海外移住は、生活資金が為替レートの変動に大きく左右されるから、考えている以上に大変です。レートが悪くなったから撤退したご夫婦の話は、海外勤務時代に良く聞きました。そもそも物価が安いといっても、その国の人たちと同じ住環境、食生活をすれば安いという意味ですから、特に食生活を移住先の国に100%合わせるのは、60歳を過ぎてからはとても大変です。やはり、食べなれた日本食が恋いしとなると、今はどの国でも日本食の食材は手に入りますが、日本の3倍の価格! となると食費が予想以上にかかります。そんな中、税金対策で海外移住したという本物セレブの奥様と知り合いになりましたが、これは、桁違いのおお金持ちでしたね。毎月50万の家賃がポンと払い、旅行にもしょっちゅう行き、外食も当たり前な感じ。日本にもそんな富裕層のかたは多いのでしょうが、東京では知り合うきっかけもありませんからね。セレブ奥様なのに、エセ中流奥様の私とも仲良くしてくれてました。時々話題になる不動産や旅先のホテル選びなどのお金の話などには驚きましたが。このように潤沢にお金があれば、海外移住もうまくいくでしょうが、標準の受給年金内で暮らそうとなると、よほど移住先の国に思い入れがないと難しいですね。

私は東京で生まれ育ちました。夫は大分県出身です。育ちが田舎なのに、老後は東京が良いと言っています。私も田舎暮らしへの多少の憧れはありますが、これから暮らすとなると今生活している東京が良いですね。利点として思いつくのは

シニアになって、まず医療機関が多いのは安心材料です。我が家は特に自転車で行ける範囲に大きな大学病院や総合病院が4つ5つあります。

買い物もしかり。徒歩圏にスーパーは大小あります。平日午前中はご高齢者の社交場のようです。

趣味のサークル活動の集まりも多いですよね。行政主体だったり、有志の集まりだったり。囲碁・将棋・俳句・手芸など、なんでもあります。

身体を動かすスポーツジムも平日はいまやシニアの会員があふれています。私は定期的に水中エアロビで区民プールを利用しています。1回460円の利用料です。65歳以上は半額になりますから、参加者はご高齢が多く、私でもかなり若い年齢です。

60歳になったら映画がいつでも1100円です。毎日がレディースデーですから、映画館も行くようになりました。今年オープンした東京ミッドタウン日比谷の映画館はとてもきれいだし、交通の便もいいので好きです。

都会の車を使わない暮らしは、よく歩きます。自然と足腰が鍛えられますね。地下鉄や駅の乗り換えの階段も使います。最近はバリアフリーで、エスカレーターなどの設置がすすんでますが、今は敢えて利用しないで階段を利用します。夫の実家は買い物も車利用の田舎で、義母の足腰は東京の実母より早くに衰えました(個人差もあるでしょうが)。

 もし、私が自然豊かな田舎の出身だったら、田舎暮らしの良さを、もっとたくさんアピールできるかもしれません。結局自分の経験や物差しで判断しているのでしょうが、これは仕方ないことですよね。

 

私が「人生の楽園」で紹介されるご夫婦の年齢になってくると、素敵なカフェを始めた奥様は初期投資の回収や、採算がとれるのかしら?

二人が健康なうちはいいけれど、ご主人が入院とかになったら、奥様は都会の病院に自力で看護に行けるのかしら?

車の運転は何歳までするのかしら?

などと、先の先を心配するようになりました。そして今は番組を楽しめなくなり、縁遠くなった番組になりました。

 

今の結論は、どこに住んでも「住めば都」の気持ちで楽しまなければということですね。