とても元気でした。
9人定員のグループホームにお世話になっています。
グループホームは個室です。
赤ちゃん度(認知症の症状)は、進行していました。
今回は、息子の夫のことも回線が繋がらなかった様子。
白内障も手術できないほど進んでいるので、視力もほとんどありません。
去年は一人で食事ができていましたが、今年は食事は100%介助が必要でした。
聴力も衰えていますから、耳元で大きな声で話しかけます。
自力歩行は出来ません。おむつもしています。
車椅子のまま、昼間は皆さんがいるリビングに居ます。
こう書き並べると、かなり深刻な状態ですが、ここ数年、風邪も引かず熱も出さず、食事も介助付きながら完食するので、スタッフさんは
「お母さんはとても元気ですよ!」
と言ってくれます。
以前お世話になっていたグループホームが建替える、ということで、春に他の定員が多い施設に移りました。
ここでは、手がかからない母は、ベッドにいる時間がグループホームよりかなり長かったようで(ほっとかれる)、義妹は心配になりました。
義妹は看護師でしたが、ケアマネージャーや管理者の資格をとり、今では介護の仕事です。
プロの目から見ていい状況ではないと判断し、再び他のグループホームに転所しました。
ここでは、以前のホームで一緒だったスタッフさんも移っていて、馴染み易かったようです。
1日目の義母は、ちょっと不機嫌でした。
スタッフさんによると、機嫌の良し悪しは日によってあるそうです。
2日目は、機嫌が良かったです。独り言がずいぶんでていました。会話につなげようと、それでどうしたの?? と合いの手をいれると、途切れましたが。。
手土産のプリンを完食しました。
食べさせるのは、夫が中心です。ただ、一方的に声がけしてるより、少しお世話の真似事でもすると、夫にもいいかな、と思います。
右手で夫、左手で私の手を、握って離さない義母でした。
誰の手を握っているのかは、わかっていないと思いますが。
赤ちゃんの手を取ってあやしていたのか、私があやされていたのか、わかりませんが、思いのほか握力が強かったです。
久々に笑顔が見られたと、義妹も喜んでいました。
費用は当然グループホームのほうが高いですが、洗濯物の持ち帰りもないので義妹にとっては、安心だし楽なようです。
義母は、スタッフさんの手を借りながら、穏やかに暮らしていました。
義妹と、今の義母の年金額だから、グループホームに入れるけど、私達は入れないよね~~、と話しました。
2000万円の老後貯蓄が必要、っていうけど、生活費の不足分相応で、介護費用の不足分は別途必要よね~~。と。
いずれは、わが身です。色々と考えてしまいました。