95歳になった九州の義母がコロナに感染し、高熱がでている。
かなり悪い状態だ。 と、義妹から連絡があったのが2週間前のこと。
この一報から、気持ちが落ち着かないです。
義母は、認知症で、もう8年ぐらいグループホームで暮らしています。車椅子の移動になり、今はすっかり赤ちゃんです。
年末にも熱をだし、肺炎と診断されたばかり。
ここにきて、立て続けに体調を崩しています。
夫は長男だけど、義母と同居している義妹が、全て面倒を見てくれています。
義妹は、正看護師だし、介護士だし、介護施設に必要な専門の資格も持っているその道のプロです。
数年前までは、第一線で仕事をしていたけど、夜勤が大変になったから、と、今は昼だけの仕事をしています。
私達夫婦にしたら、大船、何なら豪華客船に乗った気分で義母のことは任せています。
便りがないのは無事な証拠で、事細かに連絡はしあっていません。
事が起こると密な連絡をする、今ここです。
最初の連絡では、切羽詰まった様子でした。
私達もいつでも対応できるようにと、思いました。
まず、娘たちにもこの状況を話しました。
次は、喪服の確認です。
次女は、持っていなかったので、すぐに買っておくようにと。
早速、購入しました。
万が一をシュミレーションして、飛行機のチケットを確認しました。
このシーズン、とても混んでいました。
料金はもちろん正規料金。
ホテルもレンタカーも苦戦する状況でした。
そして、私はあちこちの調整。
たまたまボランティア活動の担当の週になっていて、もしもの時は代ってもらう段どり。久々の友人とのランチ会の延期、など微調整ありでした。
週明けに義妹から、コロナの反応も陰性になったし、熱も下がったと連絡が入り、一安心。
コロナが陰性になったので、夫は実家に帰りました。
直接義母に会うことができるようになりました。
その後、義母は落ち着いた状態になり、寝たきりだけど、顔色は良かったそうです。
夫は安心したよう。
帰った時には、義妹と一緒に葬儀場の下見や、義母の写真選びをしてきたそうです。
親族の連絡先の確認も。
避けては通れませんが、1日でも遅くに、と祈るだけです。