上野の東京国立博物館の国宝展を観に行きました。
博物館が所蔵する国宝89点を一挙順次公開です。
国宝の一挙公開はとても稀なことなようで、この特別展に関するテレビの特集番組がいくつか放映されました。
これらの番組を録画で観た夫。
見に行こうと、張り切りました。
「では、予約が取れる日を調べてね。」とお願いすると、びっくりの夫。
「予約するの? 」と。
俺様気質が時々顔を出す夫です。常識に欠けている部分があります。
めったに行かない博物館・美術館です。俺様が行ってあげれば、いつでも並ばずに入場できる、と思っていたようです。
「あのね、コロナになってからの博物館などは、すべて日時予約制なのよ。こちらの都合で行ってすぐには入場できないのよ。」と、優しく教えてあげました。
今まではこの手の作業は私がしていましたが、夫から誘ってきたので、社会勉強も兼ねて??夫に予約をお願いしました。
公式サイトからチケット販売サイトに行くと、思った以上に予約が埋まっていて、驚いたようです。
夫と私の都合が合う日の午後で、何とか予約が取れました(10月下旬の話)。
今は、チケット発売期間の予約は全て埋まっています。
私は時々上野に行っていますが、夫はかなり久々のよう。
上野駅公園口の改札近辺がリニューアルされていて、驚いていました。
予約時間前に行くと、もう入場の列ができていました。
画像お借りしました。
ざっくりの感想は、もう一度行きたい!!です。
展示すべてが国宝です。教科書に紹介されている物ばかりです。
国宝が1点展示されるだけでも、特別展としてありがたがられるのに、それが80点以上も一挙公開ですからね。
もう2度とお目にかかれないと思います。
入場者を制限しているとはいえ、結構な人だかりですから、一つ一つをじっくり見るというより、会場全体のパワーに圧倒されました。
次の機会があれば、体調万全で行きたいです。
残念ながら前回は少々お疲れモードの日だったので展示物のパワーに負けた感じです。。
画像お借りしました。
この水墨画も見ているはずなのに、記憶がなくて。。。
名刀も数多く展示されていますが、刀の鑑賞は難しく、良さや違いがわかりません。
やはり、作品の背景や鑑賞のポイントの予習も大切ですね。
価値がわからないと、実物は、ただの古い物で終わってしまうんです。
基本がミーハーなので、この手の鑑賞は好きなので。
夫と二人で芸術の秋にとっぷり浸りました。
入場料大人一人 2000円也