先月米寿の実母。
誕生日祝いにスマホを買いました。
今まではガラケーを使っていました。
何度もスマホへの切り替えを薦めていましたが、そのたびにもう覚えられないから、と固辞していました。
ところが、どういう風の吹き回しか、夫が説得したらあっさりその気になりました。
善は急げ、早速量販店に見に行きました。
今まではauのガラケーなので、auの売り場へ。
販売員さんも母が使うとわかると、とても親切です(多分中国の方?日本語は完璧)。
すすめてくれたのが、写真のスマホ。
困ったら、ホームボタンを押す。最初にこのことを何度も言ってくれました。
母がスマホを使うのに躊躇していたのは、まさに困った時のどうしたらよいか? ですからね。その不安を最初から払拭してくれました。
即、お買い上げです。
本体はいろいろな割引ありで 11000円。
auよりUQのほうが安かったので、こちらで契約。
お年寄り割引もあるようで、毎月 1800円弱。
電話はかけ放題。3ギガ。(実家にはWi-Fiはありません。)
購入後、実家に戻り、早速使い方の練習です。
母がスマホでやりたいことは、電話をかける、受ける、ショートメッセージの送受信、加えての希望は乗り換えなどの検索です。
「電話をかける、受ける」から、何度も指のタッチの練習。
母の友達同士はショートメッセージも活躍しているようで、文字の打ち方の練習。
LINEのアプリも入れました。
これは、パート先の若い方たちから、ありますか?とよく聞かれるから。
よく知っている人とだけライン交換するように、と口を酸っぱくして言いました。
夫と二人で3時間ほどじっくり教えました。
家路につく頃は真っ暗でした。もうこちらがクタクタです。
その日の夕飯はお弁当です。娘達には夕飯はない旨をラインで伝えて。
母には良いおもちゃ? 認知症防止? です。
その晩も早速何回も電話がかかって来て、あれこれ教えました。
翌朝も。娘達にもショートメッセージを送っています。これは、すぐに返信するように指示。
母は喜んでいました。
絶対に壊れないからたくさん触ってね、と伝えています。
困ったら、ホームボタンを押す、これが合言葉です。
米寿の母、頑張っています。