形勢逆転。
10日程前まで日本を心配していたアメリカにいる次女。
今は、アメリカの心配をする私たち。
日本のイベント自粛要請など、なんと生ぬるいんだ! と、いうトランプ大統領の思い切った舵取り。
今や、アメリカ人以外、アメリカに入国できません。
日本は、感染が酷い国や地域からの入国は、14日間の外出自粛要請。
要請だから一人一人の良心に委ねられます。
行動の自由がかなり制限され、大学は休校、再開のメドもないなら、東京に帰ってくれば、と、次女に勧めました。
でも、アメリカの留学生の間では、一度アメリカを離れるといつアメリカに戻れるかわかないと、話している。だから、日本へは帰らない、と。
今や、アメリカは入国ビザの申請を受け付けていません。次女の言う通りになりました。
アメリカのスーパーも日本と同じく商品が消えたそうです。
そんな時に、スーパーからの買出しの帰り道、水など大荷物を持った次女はコケてしまい、右足首をひねってしまいました。
結局は捻挫だったけど、最初にLINEが来た時は、痛さのピークだったようで、本人は骨折かも、と。
それを読んだ私は、もう気が動転しました。
コケた場所からアパートまで何とか歩いて帰って来たと言うので、骨折の可能性は少ないと、伝えました。
痛みがあるから、その日は鎮痛剤を飲んで寝ることに。
私は、すぐに骨折と捻挫の違いや、対処法などネットで調べました。
でも、ネットの説明もうまく読み取れません、気が焦っていたから。
そしてパッと閃いたのが、お世話になっている接骨院の先生に聞いてみよう、と。
次女のこともよく知っている先生です。
親切な先生で、とても心配をしてくれました。
骨折との見分け方、アイシングの方法など、丁寧に教えてくれました。
骨折の場合は、発熱がある。患部の足の指先を刺激すると、全身に痛みが走る。安静時も痛むことが多い。など、分かりやすく説明してくれました。
一晩寝た次女と話すと、骨折には該当しなかったので、一安心でした。
患部の写真を送ってもらい、接骨院の先生に見てもらいました。
先生も、骨折の心配はないだろう、と。
今では日に日に回復しているから、良かったです。
サポーターもすぐにアマゾンで注文したら、2日後に届いたそう。
こんなご時世だから、届くには日数がかかるかも、と、心配していました。
不幸中の幸いで、元気でも家にいるしかない時期だったので、十分に安静にしていられました。治りが早い要因かもしれません。
大学は寮を閉鎖して、図書館も閉鎖。アパート暮らしの次女は影響ありませんが、寮に暮らしている留学生は大変です。
でも、授業は今週からネットで開始するそうです。対応が素早いです。
ニューヨークの観光地も人影がなくなっています。
日本は、お花見の宴会自粛とはいえ、人手が繰り出しています。
同じコロナウイルス対策なのに、大きな違いです。
文化や国民性の違い、国のトップの考え方の違いでしょうが、両方を見ていると、戸惑うのも事実です。
とはいえ、お花見くらい楽しませてよ、というのが私の気持ちですが。。。