中流奥様の還暦ブログ

還暦から4年も過ぎました。2歳上の夫は完全リタイア2年目。完璧な年金生活者になりました。家計のことお金の動きを中心に綴っています。

兄が無事にフランス旅行から帰りました。

兄がこのご時世に、フランスに1ヵ月の一人旅に行っていました。

 

独身で教員だった兄は夏休みにフランスに行くのが恒例でした。

再雇用の65歳まで時間講師の教員をして、65歳になったら、好きなだけフランスに滞在するのが夢だったようです。

だけれども、退職したと同時にコロナになってしまいました。

時間はあるのに旅行には行かれない。こんなシニアは何も兄ばかりではなく、世の中たくさんいますよね。

 

我慢を重ねてきたけど、この第7波が猛威を振るう前に7~8月と2か月間のフランス個人旅行を計画していました。

フランスの入国規制はありませんからね。

私たちがその計画を知ったのは、宿泊予定のドミトリーがネット予約だけになったので手伝ってほしいと、娘達に連絡してきたから。

全くのアナログ人間の兄です。英語もおぼつきません。

こんな時は姪っ子の娘たちを当てにします。

 

もう、驚きました。

パック旅行ならまだしも、まったくの個人旅行を2か月も。

宿泊先は世界中の若者たちが集まるドミトリーですよ。

いくら個室とはいえ、キッチンなど共有ですよ。

 

何度も利用したドミトリーだから安全だ、と兄。

 

何を言っているんだ、無症状の若者も来るドミトリーだ。そこで感染したら、年齢的に症状も出るし、重症化リスクもある。

フランスなどはもうコロナの話題はないけど、無くなったわけじゃない。

何を考えているんだ!。と私は猛反対しました。

 

コロナに感染した時を考えるように、と。

 

コロナもカバーする海外旅行保険に入ったから、と兄。

 

保険加入は常識だ。どうやって病院へ行く?どこで療養する?食料の調達はどうする?

とあれこれ次女と二人で電話で言いました。

 

実家の母は、もう傍観です。行きたいなら仕方ないと。

 

結局、兄は2ヵ月の予定を1か月に変更して、出かけました。

反対の電話をして以来、兄からは我が家に音沙汰なしです。

 

母を通じて、出発したと聞きました。

 

そして、先日母を通じて、無事に帰国したと知りました。

 

とりあえずホッとしました。何事もなくて。

 

コロナ禍、ランチもことわりお友達とも会わない人、かたや海外にも行ってしまう人。それぞれですね。

立場立場によって、意見も行動も違うのは当然だけど、今回の兄の旅行は無鉄砲にもほどがあると怒っています。

もともと、そりが合わない兄ですが、独り身の兄なので何かあったら私の出番ですからね(入院時の保証人とか)。 上手につきあわないと。。。