中流奥様の還暦ブログ

還暦から4年も過ぎました。2歳上の夫は完全リタイア2年目。完璧な年金生活者になりました。家計のことお金の動きを中心に綴っています。

物の価値にお金を支払うこと。

良い物を長く使うこと。

頭ではわかっていますが、シミッタレな私は、同じ用途の物なら、ついつい安い物を選んでしまいます。

デザインやお気に入り度には、多少目をつぶってしまって。

 

それでも、夫の現役引退を機に、年間予算を組んで家計を考えるようになってからは、以前のようなシミッタレな性分は、ずいぶん改善されました。

 

教育費にお金がかかっていたころは、自分のためにお金を使うことは下手でした。

 

でも、宝塚歌劇のチケット代は惜しげもなくだしていたから、そこで発散、バランスをとっていたのかもしれません。今振り返れば。

 

家族と外食に行っても、値段の安いものを選んでいました。

100均ショップが、大好きでした。

必要な物が100均ショップにあるか、まず探しに行きました。

お弁当箱やお弁当に使う紙のケース、ミニざる、ボール、菜ばしなど。文具類ももちろん。ラップ類も一時購入していました。

それで、節約した気になって、気分も良かったです。

 

今は、100均ショップは、以前ほど行かなくなりました。

買うものがない、というのが大きな理由でしょうか。

お弁当作りはもう卒業しました。

サイズ違いのボールも1度買えば、長持ちしています。

ざるは、100均ショップの物は、すぐに歪んだり針金が飛び出て危険なので、買うのは辞めました。

価格が高くてもしっかりしたつくりの物を購入したら、これも長持ちしています。

 

おしゃべりをしていると、刺激を受ける若い方。

若いと言っても50歳だそう。

その友達は、物の価値には正しく対価を払わないと、と、力説します。

改めて、そう言われると納得します。

調理用のざるでも、海外で大量生産の価値重視で、安価なものは、大切にしません。

相応な価格の物は、取扱いも丁寧になります。

 

自分のお気に入りに囲まれて、丁寧に心豊かに過ごすこと、に、少しでも近づきたいと、思いました。

 

そのために、安物買いの銭失いを、返上しなければ。