池袋の痛ましい事故を始めとして、神戸、熊本で若い命を奪うなどの交通事故のニュースがつづいています。
池袋の事故は、私の行動半径で起こったことです。
87歳の高齢ドライバーが引き起こした事故。
死亡者まででたのに、「さん」づけや、以前の経歴での肩書で報道されている違和感。
上級国民なる新語も初めて知りました。
我が家は、今回の事故を起こしたドライバーと同じようなエリアで暮らしています。
車は所有していません。
あれば便利でしょうが、なくても不自由はありません。
70歳以上のシニアには「東京都シルバーパス」が発行されます。
都内のバスに乗り放題になる有料のチケットです
≪シルバーパスの負担金は、区市町村民税が非課税の方は1,000円、課税の方は20,510円です。≫
となっています。
かなり優遇されています。
実家の母は、このシルバーパスをフル活用し、都内のバス事情には詳しくなっています。
バスは安全第一で、高齢者が座るか、つり革などにしっかりつかまるまでは、けっして発車しません。
席の譲り合いで、なかなか発車できない時もあります。
流しのタクシーだって、走っています。
タクシーの予約をすれば、いつでも来てくれます。
なぜ、こんな環境なのに自分で運転することに拘るのか?
なんとも自分勝手な行動だと思います。
今まで散々高齢者ドライバーの交通事故は問題視されているのに。
都内で、高齢者が身を乗り出してハンドルを握っている姿をみると、いつ巻き添えの事故にあうか、と思ってしまいます。
亡くなった母子のご冥福をお祈りいたします。