押し入れに眠っていたルンバを処分しました。
このルンバ、バンコクで暮らしていた時に大活躍でした。
バンコクで暮らすというと、お手伝いさんをかならず雇うと思われがちですが、それは一昔前のお話。
私が住んでいたアパートには、お手伝いさん用の部屋がありました。住み込みが当たり前の時代もありました。
2015年頃は、お手伝いさんを使うのは、半分以下でした。使っても週に2〜3回半日程度。掃除や洗濯で。
私は、使いませんでした。
夫婦二人の生活です。
部屋も汚れないし、洗濯も量は少ないしすぐに乾くし。掃除は運動と思えば良かったし。
何より、他人が家の中に入ること、言葉が通じずコミュニケーションが取れないこと、他人が家事をしている時にのんびり座っていることに抵抗がありました。
お手伝いさんに支払う代金が惜しかった、というのが本音だったかも。当時のレートで1万円もしませんでしたが。
そこで活躍したのがルンバです。
いまの東京のマンションよりかなり広かった部屋です。タイの重たい掃除機は音もうるさく使いづらかったので、日本からルンバを持っていきました。
クレジットカードのポイントも利用して購入したなで、支払額は2万円ぐらい⁇
確か、お手伝いさんを2か月も雇えば元が取れると、思いました。
このルンバ、とてもよく働いてくれました。
バッテリーが少なくなると、ちゃんとホームに戻るのが謳い文句だけど、広い家だったので、バッテリー切れでホームに戻れないこともよくありました。
留守の間に動かすので、帰宅してルンバがもどっていないと、あちこちの部屋を探し回ったのも、良い思い出です。
働き者のルンバも、東京の狭いマンションでは出番なしです。狭い上に物が多くて。
押し入れに眠ったまま。
ひょんなことから、ルンバが我が家に眠っている話になり、友達が試しに使ってみたいと言いました。
お安い御用です。
久々に、押入れの奥からルンバを取り出しました。
充電をして。
でも、動きが悪いんです。
10時間以上充電しても、10分も動いたら充電してください。とメッセージが出ました。
こんな状態では、友達に貸せません。
事情を話して、謝りました。
動かなくなったルンバ。
修理をすれば良いのでしょうが、もう使う予定のないルンバです。
お世話になったことに感謝して、断捨離しました。
暮らし方が変われば、役に立つ物も変わりますね。