公証人役場 単語としては知っていたけど、具体的に何をするところか知識がありませんでした。
正式な遺言書の作成時に行くところ、程度の知識です。
そんな公証人役場に行って正式書類を作ってきました。
なんの書類かと言うと、私が私である公的な正式証明書です。
専門用語で私署証書。
「私署証書の認証とは、署名、署名押印又は記名押印の真正を、公証人が証明することです。」
我が家は昔住んでいたヨーロッパの銀行に口座を持っています。
いよいよクローズして、日本円にしようと、2020年春にヨーロッパを訪れ手続きをすることにしました。
飛行機もホテルも予約し、準備を整えていたのに、そうです、コロナがやってきました。
世界中の動きが止まってしまいました。
もちろん、個人の旅行など、キャンセルです。
海外の銀行は、動きのない口座の管理がやかましくなってきました。
あれこれ書類を送れと言ってきて、その都度対応していたつもりですが、不手際があったようで。。。
英語のレターでは、意味も良くわからず、たらいまわしの国際電話を1時間も粘って、
やっと必要な書類の詳細がわかりました。
パスポートなど身分を証明するもののコピーとあったのですが、単にコピーを送るだけではダメでした。
このコピーは、間違いない!と公の機関が証明した物が必要だったんです。
それで、公証人役場に出向きました。
初めて行った場所なので、興味津々。
区役所の1画にありました。
1枚目 ↓ 。
用意されたフォーマットに私の名前を入力して持っていきました。
その用紙に、公証人の目の前で自署します。
それだけ。
2枚目は、私のパスポートのコピー。
3枚目、4枚目は公証人役場でセットしてくれたもの。
4枚セットになってもどってきました。
3枚目 ↓。
4枚目 ↓。
公証人のサインがしてありました。
1枚目にはリボン付き。
書類にはすべて割り印があり、不正ができない仕様になっていました。
思った以上に厳重でした。
それもそのはず、1通 11500円也。
夫婦2通で 23000円。
その他、国際電話代。今回いくらかかったかしら? ア~、LINE電話だったらよかったのに。。。
でもでも、これで口座をクローズできるはず。
日本の銀行口座に送金の予定です。
ヨーロッパに旅行する飛行機代、ホテル代、諸々でたぶん50万円以上(二人分)のことを思えば、必要経費など微々たるものです。
公証人役場、2回目いくことがあるでしょうかね~?