久しぶりに、生命保険会社の担当者に会ってきました。
長年、夫の給与引落で保険料を支払っている保険。
その保険に指定代理請求特約を、是非付けてください、無料です。
という案内の電話が、夫宛にありました。
我が家に必要なので、夫婦で保険会社に出向き、手続きをしてきました。
保険の契約者は夫。
受取人は、私。
夫が死亡の場合は、私が請求すれば手続きはスムーズにいくそう。
夫が生存しているけど、意思表示などができない状態になった時に、私が請求できる特約、だそうです。
保険は残された家族のための物、と言いますが、今や、残される前の介護や看病の時にも、必要な物ですね。
だから、生命保険でも、高度障害などの時に、保険金がもらえる物もありますから。
加入している保険には、書類1枚でこの特約手続きは完了です。
保険会社の担当者は、これからが、お仕事本番です。
新しい保険を勧めてきます。
もちろん、いろいろな話を聞かなければならないことは、想定内です。
でも、保険のプロから、話を聞く機会はないので、今回は覚悟してましたから。
私達の年代に、一押しの保険は 認知症保険でした。
人生100年の時代。
二人に1人がかかる認知症。特に女性の発症率が高いそう。
認知症になったら、介護にこれだけの費用がかかりますよ、とパンフレットが教えてくれます。
保険会社さん、仕事が早いです。
夫用に試算表を作っていました。
一時金1000万円保険金 ⇒18450円(毎月)
800万円保険金 ⇒ 14760円(毎月)
700万円保険金 ⇒ 12915円(毎月)
保険を請求できる要件は、一筋縄ではありませんね。
若い新人女性担当者が、マニュアル通りに一生懸命説明してくれました。
どうぞ、前向きにご検討くださいって。
今の時代、しつこい勧誘はありませんから、助かります。
ハイ、ハイ、と聞いて、資料を受け取って終わりました。
でもね、もう私ぐらいの年齢だと、認知症の本物に接しているからね。
若いお嬢さんの説明は心に響きません。
あくまでも、パンフレットは平均値の数字。
現に、義母は、特に貯金もないけど、自身が受け取る年金の範囲内で、快適なグループホームに入っています。
認知症に特化した保険だから、認知症にならないと、掛け捨てになります。
50%の確率ってこと? 保険金を請求できるのは。。。
あらら、こんなリスクな保険は要らないね、と、帰宅後に夫と話しました。
年金生活になってから、18000円もの保険料は、払えませんよ。
我が家は認知症保険に入るのは、止めます。
その分、しっかり老後貯蓄を分けておいて、介護が始まった時や、認知症になった時に、娘達に使ってもらおう、と思います。
さて、その金額、いかほど見積もりましょうか???