東京の桜の開花宣言が出たお彼岸中日。
日中は、突風が吹き荒れてました。
実家へ、父のお彼岸のお参りに行きました。
仙太郎のぼた餅を持って。
何年か前に、母に持って行ったら、大ファンになりました。
なので、お彼岸にはこのぼた餅を買っていきます。
母一人では、食べきれないから、と、持ち帰った分。
あんこときなこのぼた餅は、もち米にしそも混ぜ込んであって、食べやすい甘さになっています。
我が家は、夕飯をご馳走になります。
今年85歳の母が、張り切って天ぷらを揚げてくれます。
母は、一人で天ぷらを揚げ続け、夫、長女、今回は、兄も来て、みんなで、揚げたてをパクつきます。
母の衣の付け方が薄めで、揚げたての天ぷらは、美味しくて、いくらでも食べられます。
母にとっては、天ぷらを揚げるのは、苦になりません。
みんなが美味しい、美味しいと、言いながら食べるので、ますます張り切ります。
母は、元気なうちは、天ぷらなら、いつでも揚げるよ、と、嬉しそうでした。
こちらが、揚げすぎたから、とお持ち帰り分です。
天ぷらは、揚げたてだから美味しいのに〜、とは、間違えても言いません。
ありがたくもらって帰りました。
還暦過ぎても、母の手料理が食べられるのは、幸せですね。
亡くなった父も、料理をしたから、
オレの作ったものの方が美味しいに決まっている、と、空から声が聞こえてきそうな、賑やかな夕飯でした。