大掃除の季節です。
あまり好きではありませんね、大掃除は。
都内の狭いマンションですから、たかが知れた範囲ですが、年々大掃除の規模は縮小してます。
サザエさん一家ではないけれど、大掃除は家族総出でするイメージがありました。
幼いころ、大掃除の日は母から指令が出て、細かい部分の雑巾がけをした覚えがあります。
結婚後は夫が冬休みになるとすぐに、必ず夫の実家に帰省していました。
新年を迎えない我が家は、キッチンをちょっと丁寧に拭いて、窓ガラス拭きくらいをざっとして、終わりにしていました。私が一人で。
夫の実家は特に大掃除はしていませんでした。窓ガラス拭きくらいの手伝いでした。
お料理も、特に気張らない母だったので、おせち料理をスーパーで買ったり、ブリを1尾買ってお刺身にさばく程度でした。
娘達が成長し、帰省の足が遠のいて、自宅で年越しをするようになっても、特に大規模な大掃除はしていません。
何が言いたいかって、夫は大掃除にまるで知らんぷりなんです。
なぜか、冬休みになったとたん、体調を崩す夫でした。とても大掃除をできる体調ではありません。年賀状を仕上げるのがやっとの体調。
日頃の仕事の疲れがでるのか、家事なんか絶対にするものか!という態度に見えました。
私一人が、きりきり舞いすることが多かったです。
相手を変えるより自分が変われ、ではないけど、もう、世間並の大掃除はあきらめました。大掃除をしなくても、新年は迎えられるさ!!の心境に最近なっています。
私の大掃除とは、引き出しの中の整理整頓を、細々しています。
文房具のスペース。去年捨てられなかったボールペンは、今回処分できます。
粗品でもらうボールペンは貯まってばかりですからね。
薬箱のチェック。期限切れや、飲みきれなかった処方箋の薬を処分します。
化粧品スペースをきれいにする。ここはまめにやっていますが、すぐに汚れてしまいます。
キッチンはガスコンロを交換したので、汚れが付きにくいので、助かります。
換気扇は、夏に掃除しました。いずれ業者に頼もうと思っていますが、暑い日に掃除をすると割とスルスル油がとれるので、頑張っています。まだまだ貧乏症ですね。
再雇用になって時間と体力に余裕がある夫ですが、今年も大掃除とは別世界の話のようです。
ただ、夫あての郵便物、書類はトレーに山盛りになっています。物を捨てられない夫ですから、何でも保管しています。
その整理だけはやってもらわないと。私が触ると、怒りますからね。
日頃きれい好きで文句が多い夫より、大掃除をやらない夫の方がまし、と自分に言い聞かせています。
そして、夫がテレビを見ている横で、私は引き出しの中の片づけをしています。
いつも丁寧に掃除をしていれば、大掃除は必要ない、といいます。
できれば、目指したいところです。