中流奥様の還暦ブログ

還暦から4年も過ぎました。2歳上の夫は完全リタイア2年目。完璧な年金生活者になりました。家計のことお金の動きを中心に綴っています。

中流奥様の保険加入振り返り

私達が会社入社時は、生命保険の営業おばちゃんたちが自由に職場に入れました。セキュリティーなんてものは存在しないのどかな時代。

新入社員はもれなく保険屋のおばちゃんのターゲットです。男性だけね。女性の会社勤めは、腰掛けなんて言われた時代だから。何もわからない新入社員は、おばちゃんの言いなりに、ほいほい大型の生命保険に加入しました。夫も独身男性には不釣合いの大型の生命保険に、お給料引き落としで入っていました。結婚した時は不思議にも思ってもいませんでした。娘達も産まれてから、やっと補償内容に家族構成がマッチしましたね。

加入10年後くらいに、同じ保証内容でも保険料がどーっと上がる時期が来ました。

これが保険の見直しの1回目。25年前くらい。記憶が定かじゃないけどたぶんバブル時代。

当時の営業トークは巧妙でした。家にも保険のおばちゃんが見積書を持って来て、「小さいお嬢様達が成人するのには、〇千万円必要ですよ。いまご主人に何かあったら奥様が大変ですよ!!特約であれもこれも必要ですよ!!」、と不安をあおります。言いなりに加入していたら、毎月5万円くらいになります(ちょっと曖昧ですが。)大幅アップだったので、さすがの私も違和感を持ち、保険会社の言いなりにはなりませんでした。

当時仲良しの友達が、勉強のために保険のセールスレディーの仕事についていまいた。

生命保険会社も住んでいる地域も違っていたので安心して相談できました。

彼女が、今までと同じ金額で、同じ金額の保障が付くアイディアを出してくれました。

いきさつはすっかり忘れてしまいましたが、今や我が家のお宝保険になっている養老年金保険を進めてくれました。30年満期で1千万円、月々12000円強の支払いです。

今も支払い続けてますが、かなりのお宝保険のようです。いまや我が家の老後資金の希望の星!です。

 

保険の見直し2回目は2003年。またもや保険料が値上がりです。

この時は、夫の会社の後輩がファイナンシャルプランナーに転職していたので、彼に頼りました。

同じ会社出身だけあって、社内の福利厚生事情にも格段に詳しく助かりました。退職金の予想、入院や死亡した時の会社や健康保険組合からの見舞金など、今まで知らなかったことがたくさんありました。それらを加味して必要な保障金額を考えてくれました。保険会社のおばちゃんのように、不安をあおることなく、安心して相談できました。

娘達の教育費がピーク時ですが、あと5~6年すれば教育費の終わりが見えてくる時期です。保障も欲しいけど、出費も抑えたいという時だったので逓減保障のスタイルを選びました。加入年度の保障は2000万円、次の年は1800万円、10年後には保障が無くなるという10年定期で。毎月4500円くらいと、かなり安くなりました。娘達の成長と共に保障も減っていくという合理的なものです。

今まで入っていた生命保険は、特約保障を全て外して主契約のみにしました。毎月約300円の保険料で560万円の終身保険になりました。夫が65歳までの支払い。どういうカラクリかわからず、本当に本当!?って、信じられませんが、ありがたいことです。「これはお葬式代だねぇー」と話してました。

 

現在は生命保険料は毎月約13000円で1560万円の保険金がもらえます。

これはかなり優秀だと、自画自賛です!

特に30年満期の養老保険は、後輩のファイナンシャルプランナーに見せた時に、「良い時に良い保険に入ってましたね!」と、誉められました。満期まであと5年、頑張ります。