2年前。
老後資金ってどれだけ必要なの?
私たち夫婦は何歳まで生きるの?
一気に年金・老後の生活が現実になりました。あらゆる疑問、不安が押し寄せて来ました。
いろいろ検索しましたが、当然どこにも正解などありません。
不安が大きくなるばかりでした。
年金受給者の毎月の生活費は、
平均コース 27万円
ちょっと潤いコース 37万円とか、
3000万円の貯蓄は必要とか、
医療費には〇〇〇万円用意すべきとか、いろいろな数字に踊らされていました。
だって、給与水準が想像を絶するほど落ちたんです。
それまでは給与で生活するっていう当たり前のことが、突然、成り立たなくなりました。
一足早くご主人が定年退職した友達からは、毎月お給料が入るのはありがたいことなんだよ、と言われてました。その時にうった相槌のなんといい加減だったことか、当事者になってしみじみわかるお給料のありがたさです。
再雇用者の給与は現役時代の1/3とか、40%とかいう羨ましい会社もあるようですが、夫の会社は時給が1600円くらいです。加えて、時短勤務で1日6時間。
そこから現役給与水準の税金や社会保障費(これらの調整はタイムリーではなかった←会社が悪い💢)、給与引き落としの生命保険を引くと、再雇用初給与日は、振込忘れているの?って思うほどの少額になって、頭が真っ白になりました。
アッ、再雇用の給与が時給って直前に知りました。
私の手元にあったのは夫が55歳の時の講習で受け取った古い物でした。
その資料には確か月額20万円って書いてあったけど、わずか5年の間に、大きく改正されてました。
夫は、故意か天然か、給与制度が改悪されていた事を教えてくれませんでした。
その月から、マイナスの生活=貯蓄が減っていく が始まりました。