中流奥様の還暦ブログ

還暦から4年も過ぎました。2歳上の夫は完全リタイア2年目。完璧な年金生活者になりました。家計のことお金の動きを中心に綴っています。

給与と老後資金

2年前。

老後資金ってどれだけ必要なの?

私たち夫婦は何歳まで生きるの?

一気に年金・老後の生活が現実になりました。あらゆる疑問、不安が押し寄せて来ました。

 

いろいろ検索しましたが、当然どこにも正解などありません。

不安が大きくなるばかりでした。

年金受給者の毎月の生活費は、

平均コース    27万円

ちょっと潤いコース   37万円とか、

3000万円の貯蓄は必要とか、

医療費には〇〇〇万円用意すべきとか、いろいろな数字に踊らされていました。

 

だって、給与水準が想像を絶するほど落ちたんです。

それまでは給与で生活するっていう当たり前のことが、突然、成り立たなくなりました。

一足早くご主人が定年退職した友達からは、毎月お給料が入るのはありがたいことなんだよ、と言われてました。その時にうった相槌のなんといい加減だったことか、当事者になってしみじみわかるお給料のありがたさです。

 

再雇用者の給与は現役時代の1/3とか、40%とかいう羨ましい会社もあるようですが、夫の会社は時給が1600円くらいです。加えて、時短勤務で1日6時間。

そこから現役給与水準の税金や社会保障費(これらの調整はタイムリーではなかった←会社が悪い💢)、給与引き落としの生命保険を引くと、再雇用初給与日は、振込忘れているの?って思うほどの少額になって、頭が真っ白になりました。

 

アッ、再雇用の給与が時給って直前に知りました。

私の手元にあったのは夫が55歳の時の講習で受け取った古い物でした。

その資料には確か月額20万円って書いてあったけど、わずか5年の間に、大きく改正されてました。

夫は、故意か天然か、給与制度が改悪されていた事を教えてくれませんでした。

 

その月から、マイナスの生活=貯蓄が減っていく  が始まりました。